いわき市を舞台にした映画「こわれること いきること」の
舞台挨拶が5月20日(土)に、まちポレいわきで行われました。
主演の吉田伶香さん、共演の藤田朋子さん、北沢幸雄監督が登壇し、
撮影の裏話や共演者の印象、映画の見どころなどをお話されました。
客席はほぼ満員で、大盛況の舞台挨拶となりました。
映画「こわれること いきること」はまちポレいわきで上映中です。
上映時間につきましては、まちポレいわきのホームページをご確認ください。
まちポレいわき ホームページ
https://machipole-iwaki.com/schedule/
■イントロダクション
あなたに会えて本当によかった。
東日本大震災で家族を失い生き残った遥が、職場の介護施設での出会いを通して成長していく姿が描かれているヒューマンドラマが誕生。
主演・遥を演じるのは、「めざましテレビ」イマドキガールメンバーとして朝の顔となり、ドラマ・CMなどで活躍中の吉田伶香。絶望の淵から希望を見出そうとするひたむきな姿に、目が離せません。
遥の恩師で認知症を患い夫婦で施設に入居する由美子役に、TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で人気を博し、映画・ドラマ・舞台での女優業にとどまらず、歌手・ブランドプロデュースなどマルチな才能を発揮する藤田朋子。
献身的に由美子を支える夫・亮役に宮川一朗太、施設長役に福島県出身の斉藤 暁、遥を困らせてばかりいる問題の入居者・菊田次郎役に寺田 農など邦画界を代表する俳優が脇を固めます。また風祭ゆき、丸 純子、外波山文明など名バイプレイヤーの演技も光ります。
劇中音楽を担当するのは、福島県いわき出身でグループ魂メンバーであり、音楽プロデュースにも定評がある富澤タク。エンディングテーマ「小さな声でも」を歌うのは、福島県いわき出身の歌手でラジオパーソナリティのToshie。
監督は、映画『AZA-ARI』『凶愛』『a20153の青春』など、弱者の側に立ったストーリー構築をしている映画を多数送り出している北沢幸雄。本作にて、オリジナル脚本やエンディングテーマの作詞も手がけており、高齢化社会に焦点をあてながら、複雑に揺れ動く感情を描いていきます。
新緑の季節、生き方や人生の終焉での願いに心を寄せ、“人間の尊厳”に迫る命の物語をお届けします。
■ストーリー
東京の介護専門学校に通う遥は、地元にいる従姉妹の結婚式に出席しなかった。
式当日の2011年3月11日、東日本大震災が発生。
海岸通りに面した式場に向かっていた遥の家族4人は、車で被災し亡くなってしまった。
一人だけ生き残った彼女は、深い贖罪の意識と喪失感に苛まれ、そして時間だけがすぎていった。
誰にも連絡をせず、人間関係を遮断しながら専門学校で学び、卒業後、地元の介護施設で働き始める。
わがままな老人たちの世話をしながら忙しくしているものの、遥の心の中は変わらずに虚しさで溢れている。
そんなある日、高校の恩師で吹奏楽部顧問だった小田由美子が、夫に付き添われて介護施設に入居してくるのだが・・・。
■出演者
吉田伶香 藤田朋子 宮川一朗太 斉藤 暁 寺田 農
■公式ホームページ
https://koikoto-movie.com/
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■予告